一、真空溶融炉の型式及びパラメータ
型番:RZG-1100型
箱内寸法:φ1100×1220(mm)
外形寸法:1300×1850×1900(mm)
階数:6階
層間距離:130(mm)
使用温度:300(℃)
加熱方式:電気加熱
加熱電力:18(kw)
箱内真空:-0.098(MPa)
真空ポンプ:KS-0.8型(2.2 kw)
パラメータ構成はお客様の合理的な要件に合わせて設計できます
二、真空溶融炉の用途:
真空溶融炉は化学工業、軽工業、電子、プラスチック、科学研究教育などの業界に広く用いられ、溶融物の速度が速く、汚染が小さく、環境に汚染を与えない利点があり、環境に優しい緑色型の理想的な設備である。
三、真空溶融炉の動作原理:
真空溶融炉は、溶融する必要がある材料を真空条件下で溶融する。これは真空ポンプを用いて真空引きを行い、作業室内を真空状態にし、そして加熱措置を利用し、同時に真空溶融炉本体が揺動し、溶融物の迅速な分離を促している。温度調節を制御し、炉体内部分の上中下を独立に制御し、上中下の温度が均一であることを保証し、炉内に材料車を配置し、炉尾部に直径100 mm廃棄排出口を設置し、送風機を設置した。
四、真空溶融炉の特徴:
真空溶融炉には穿流式ラックが設計されており、熱空気上昇の原理に基づいて、各層ラックの温度を十分に制御し、炉体内部分の上下で独立に温度を制御し、カートと電気ヒータは完全に分離し、電気ヒータは完全に炉体に固定し、真空引き設備は炉体と同じステップで揺動する。本真空溶融炉は動的真空設備に属する。
電気加熱真空溶融炉は電子業界において良好な効果を得ており、主に電子回路基板の中で電子部品を真空−0.09 MPaの条件下で加熱し、温度を200℃以上に制御し、この場合には溶融スズを溶融するとともに、真空溶融炉本体の揺動下で溶融スズを分離する。
本真空溶融炉の最大の特徴は温度を200〜300℃に上げることができ、温度制御性能が安定し、温度差が小さいことである。
真空溶融炉内の吸気口には、オーブンに入った気流が直接材料に接触しないように1つの気流分流器が取り付けられている。