TOAS 100 D-BG BDS/GPSデュアルアンテナ衛星指向性測定システムは、東方連星の最新のマルチ無線周波数ユニット同期技術に基づく小型化されたデュアルアンテナ指向性測定システムである。システムはより精密な搬送波位相相対位置決め差分技術を採用し、それによって静態と動態情況下の高精度、高温定性、多経路干渉に抵抗する針路試験を実現した。
TOAS 100 D-BGデュアルアンテナ指向性測定システムのBDSとGPS測定ユニットのデュアルアンテナは、デュアルBDSとGPSの衛星信号を同時に受信し、デュアルBDSとGPSの搬送波位相観測定を効果的に結合し、0.1度までの航路精度(ベースライン2 m)を得ることができ、測定信頼性が高く、指向結果が時間的にドリフトしない。
同時に、TOAS 100 D-BGデュアルアンテナ指向性測定システム全体は防水設計を行い、測定型アンテナを備えている。
製品の特徴
●2ウェイ2モード(BDS/GPS)衛星信号同期技術――自主開発したBDS/GPSベースバンドチップを用いて2ウェイアンテナのリアルタイム同期高精度観測データサンプリングを実現する、
●搬送波平滑符号の位相相対差分技術——静的及び動的情況下の高精度、高温定性、耐多重干渉の針路測定を実現した、
●完全性モニタリング――多星冗長測定値を用いて衛星航法チップの各チャンネルに対して完全性モニタリングと粗い差異除去を行う技術を採用し、衛星航法ユニットの仕事の信頼性を高めた。
製品仕様
システム性能 | |||||
姿勢精度(1σ) | コース角 | 0.1°(ベースライン2m) | 起動時間 | 衛星再捕捉 | <> |
ピッチ角 | 0.2° | 衛星熱起動 | 1s | ||
位置決め精度(1σ) | 水平位置精度 | 5.0m | 衛星コールドスタート | 35s | |
速度測定精度(1σ) | きんいつそくどそくていせいど | 0.05m/s | サーモスタート初回コースロック時間 | <>(平均) | |
リキャプチャ針路ロック時間 | <>(平均) | ||||
変速速度測定精度 | 0.10m/s | コールドスタート初回コースロック時間 | <>(平均) | ||
インタフェース | 入出力 | 2個RS232と1個RS422 | |||
時間精度 | PPSせいど | 100ns(1σ) | データ更新率 | 1Hz | |
出力データ | データのナビゲーション | プライベートバイナリフォーマット(位置、速度、姿勢、時間) | データインタフェース | Y34QM-19 | |
アンテナコネクタ | TNC(2個) | ||||
元のデータ | 衛星原始チャネルデータ | にゅうりょくでんあつ | 9V ~ 36VDC | ||
電気特性 | |||||
たいせき | 167.5mmx85.9mmx38mm | 角速度レンジ | ±90°/s | ||
じゅうりょう | 440g | 動作温度 | -40℃~ +85℃ | ||
消費電力 | 4.6W |
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