油液汚染度測定装置の概要
SDW-901油液粒子計数器(油液汚染度測定器とも呼ばれる)GB/T 18854-2002(ISO 11171-1999)などの国と国際標準に基づいて開発された油液中汚染粒子の等級測定に特化した機器である。この装置は光抵抗(遮光)法の計数原理を用いて開発し、液体中の微粒子が狭い検出領域を通過する時、液体の流れに垂直な入射光は、不溶性微粒子に遮られるため、センサ出力信号を変化させ、この信号変化は微粒子の断面積に比例し、それによって液体中の粒子の大きさと数量を検出する。迅速、正確、信頼性、繰り返し可能な検査結果及び完全な汚染モニタリング分析報告書を提供することができる。
油圧油、潤滑油、耐燃料油、絶縁油、タービン油などの粒子汚染度の検査に適用する。航空、宇宙、電力、石油、化学工業、交通、港湾、冶金、機械、自動車製造などの分野に広く応用できる。
主な応用:実験室油液分析、油圧設備と日常メンテナンスの検収、システムの清潔検証、部品の清潔検証、油圧部品の摩耗テスト。
主な特徴
■国際油圧標準委員会が制定した光抵抗(遮光)法による計数原理
■高精度のレーザーセンサー、試験範囲が広く、性能が安定し、ノイズが低く、分解能が高い
■高圧射出ポンプサンプリング方式を採用し、サンプリング体積を自分で設定でき、サンプリング速度が安定し、サンプリング精度が高い
■正負圧結合の注入システムを採用し、サンプルの脱気を実現でき、異なる粘度の検品テストに適している
■圧力センサーを内蔵し、圧力値を設定し、ハッチ内の気圧を自動的に判断し、安全を保証する
■空気浄化システムを内蔵し、テストが汚染されないことを保証する
■複数のキャリブレーション曲線を内蔵し、すべての国内外の常用基準に対応してキャリブレーションを行うことができる
■GJB-420 B、NAS 1638、ISO 4406(GB/T 14039)、SAE 4059 E、ΓOCT 17216-71など多くの常用標準を内蔵し、カスタム標準テストをサポートし、顧客のニーズに応じて必要な標準を設定することができる。1回のテストでは、すべての基準のテストデータと汚染度レベルを与えることができます。
■16個任意に粒径寸法を設定し、万個近くの粒径を内蔵し、粒度分析を容易にする。
■標準サンプリングボトルやサンプリングカップなど多種のサンプリング容器を採用でき、異業種の検査要求を満たす
■カラータッチパネル操作、プリンター内蔵、構造が簡潔で気前が良く、操作が簡単で便利
■全機能自動操作、中国語入力、データ記憶、印刷機能
■データ分析システムを内蔵し、標準に基づいてサンプル等級を判定できる
■シングルチャネル及びマルチチャネルキャリブレーションが可能で、自動キャリブレーション機能を実現
■RS 232インタフェースを備え、コンピュータやラボプラットフォームに接続してデータ処理が可能
■大量のデータ記憶、印刷機能があり、本機は1000組のデータを記憶することができ、Uディスク記憶データをサポートする
技術指標
■光源:半導体レーザ
■粒径範囲:0.8 um ~ 600 um(センサによる)
■検査チャンネル:16チャンネル、任意に粒径寸法を設置
■分解能:10%より優れている
■重複性:RSD<2%
■粘度範囲:最大350 cSt
■サンプリング体積:0.2~1000 ml
■サンプリング精度:±1%より優れている
■サンプリング速度:5 ~ 80 mL/min
■エアカプセル最大真空:0.08 MPa
■気圧室の最大正圧:0.8 MPa
■最大粒子濃度:20000粒/mL
■電源:110~245 V AC、50 Hz、70 W
■外形寸法:340 mm╳410 mm╳650 mm
l部品ガイド
l超音波洗浄器
l気圧ポンプ
l高圧シリンジ
注意事項
1.空気圧室の圧力が完全に抜けてから、空気圧室を開くことができます。
2.シリンジを取り付けたり取り外したりするときは、軽く持ち、取り付けに注意する
または、取り外し方法、
3.試験が終わるたびに、シリンジを清浄な石油エーテルで洗浄し、
次回の試験に便利です。