懸濁液中の固体サンプルをコロイド状の細さに研磨するのに適しており、実験室の乾性サンプルの研磨、あるいは乳濁液とペーストの混合及び完全な均一化処理にも適している。
典型的な応用分野
地質学、鉱物学、セラミックス工業、化学工業、生物学、製薬業、鉱物学研究、建築業界、冶金、電子工業、ガラス工業、核研究、材料研究、土壌研究及び分析の前期準備作業。
動作原理
マイクロ惑星式高エネルギーボールミル(補強型)「pulverisette 7」内では、研磨ボール間の衝突と摩擦、および研磨ボールと研磨ボウル間の衝突と摩擦による高エネルギーによりサンプルを粉砕する。研磨ボウルは、その回転方向と反対の支持皿上で自身の軸に沿って回転し、重力による研磨ボウルと支持皿の回転は研磨ボウル内の容量に一定の影響を与える。ボールミルが起動すると、研磨ボウルの回転による圧力が回転した研磨ボールをボウルの内壁に衝突させ、材料を粉砕する。同時に、より強力な支持ディスクの遠心力により、研磨中の材料とボールが研磨ボウルの内壁から分離される。研磨ボウルを通して、試料と研磨ボールは逆方向のボウルの壁に衝突した。その結果、優れた研磨効果と極めて短い研磨時間が得られた。
パフォーマンスの特長
-回転数1100 rpm
-従来のボールミルより150%高いエネルギー
-サンプルサイズを極小化
-研磨ボウルは短時間で交互に動作
-研磨ボウルは自己ロック可能な装置を追加しました
-ボウルの位置を簡単に除去できるようにする
-開始時間を設定可能
-USBインタフェース、Bluetooth、ブロードバンド
-エラー操作は発生しない
-研磨のたびにパラメータ確認測定を行う
構成
マイクロ高エネルギーボールミル(補強型)「pulverisette 7」の研磨ボウル及び研磨ボールは、個別に配置する必要がある。研磨ボウルと研磨ボールには7種類の異なる材質があり、サンプルに不必要な汚染が発生しないように選択できます。