一.動作原理及び特徴
本製品の一連の深冷粉砕機は倉庫、機械粉砕機、送風機、サイクロン、液体窒素タンクなどから構成されている。
(1)動作原理
この深冷粉砕機システムは液体窒素を冷源とし、被粉砕物は冷却によって低温で脆化易粉砕状態を実現した後、機械粉砕機チャンバ内に入って羽根車を通じて高速回転し、物料と羽根、歯盤、物料と物料の間の相互反復衝撃、衝突、剪断、摩擦などの総合作用の下で、粉砕効果を達成し、冷気の大部分はホッパに戻って循環使用される。
(2)特徴
この深冷粉砕機システムは材料粉砕過程において、その冷源は閉路循環システムを形成し、エネルギーを十分に利用させ、エネルギー消費を節約する:粉砕用の冷源温度は零下まで下がることができる196度、材料の脆化点温度に基づいて、粉砕過程中にその温度は制御できて、最適な粉砕温度を選択して、エネルギー消費を下げる:粉砕精度は達成できる10-600目、甚だしきに至ってはミクロンなどの細さに達する:液体窒素を研磨媒体として使用し、超低温粉砕、材料の防爆、酸化防止などの総合効果を実現する。
二.使用範囲
この深冷粉砕機システムは、常温では粉砕できない各種材料に使用され、以下の分野などに広く応用されている:
1、化学工業、コーティング分野:
金属壁コーティングの分野、粘化物コーティング、高結合コーティング、静音コーティング:エラストマー、ナノ吸音コーティング、機能性母粒子、着色抽出母粒子、顔料染料、熱可塑性エラストマー、エンジニアリングプラスチックなどの製品の超微細粉砕。
2、食品、健康食品分野:
植物果実、動植物抽出物、漢方薬、天然、合成元素の粉砕はその元素が粉砕乾燥過程で流失しないことを保証することができる。
3、バイオテクノロジー業界:
活性細胞を粉砕し、胞子、サポニンを粉砕し、 たんぱく質、ビタミンなど。
4、プラスチック回収領域:
低融点プラスチック、高自己潤滑性材料、廃棄ゴム、生ゴム原ゴムの低温粉砕方式。
5、高含水量類、例えば:動植物抽出物、漢方薬、合成繊維、海藻抽出物など、強繊維性物質、動物胎盤素、蜂の巣、体液の特殊物質が粉砕された。
6、抗酸化粉砕:亜鉛、錫、アルミニウムなどの金属微粉技術。
三、主な技術パラメータ
(1)、粉砕機作動室直径φ400,450,500,550,600mm
(2)、粉砕機の出力:35K-75W
(3)、作動媒体:液体窒素
(4)、動作温度:0度から負196度(調整可能)
(5)、粉砕精度:10-600目