押出タップは塑性成形方式を用いて、下孔内で圧磨して被削材を隆起させてねじ山を形成する。切り屑が発生せず、排屑溝が存在しないため、無溝（屑）タップとも呼ばれる。このタップは、切り屑の詰まりなどの問題でねじやタップが破損することはありません。押出タップは、アルミニウム、赤銅、亜鉛、黄銅、低炭素鋼などの可塑性を有する材料に最適である。当社のプレスタップには、N-RS/N+RS（オフホワイト）、N-RZ/N+RZ（ブラック）の2種類があります。押出タップの切削部分には4歯と2歯の2種類がある。押出タップを使用する場合は、精度の要求に合わせて下穴のサイズを選択してこそ、高精度で高品質なねじを成形することができる。当社はお客様のためにさまざまな精度レベルの押出タップを用意しています。押出ワイヤタップには油溝があり、油溝がない2種類がある。油溝なし表示「L字型」
・タップ精度レベル：YAMAWA G級
・タップ材質：HSS-E
・切刃喫入部歯数：2歯（平頭）/4歯（尖頭）
・表面処理：N-RZ/N+RZ-酸化処理（ブラック）、R-V/R+V-複素チタン（TIN）処理（イエローゴールド）
・適用被削材：
N-RS/N+RSはアルミニウム、赤銅、亜鉛、黄銅、低炭素鋼などに適している…
N-RZ/N+RZは低炭素鋼、中炭素鋼などに適している