5.1脱硫プロセスシステム
5.1.1プロセスシステムの主な設計原則
脱硫プロセスは湿式脱硫を採用する、
脱硫装置の排ガス処理能力が30%~ 100%BMCR運転時の排ガス量、
設計モードでは、吸収塔の脱硫効率保証値は80%を下回らない、
脱硫設備の年間利用時間は7200時間で考える、
FGD装置の利用可能率保証値は98%以上である、
煙ガス脱硫システムは日常検査と正常なメンテナンス、メンテナンス及び年間修理に便利である。
5.1.2プロセスシステムの主な性能保証
脱硫保証効率≧90%、
輸出SO 2排出濃度≦100 mg/Nm 3
輸出煤塵排出濃度≦30 mg/Nm 3
脱硫系Ca/S≦1.15 mol/mol
脱硫システムによる排ガスの圧力降下≦600 Pa
脱硫系機器の騒音は85 dB(A)以下(機器外1 m、操作プラットフォーム1.2 mで試験)
脱硫システムの設備使用率は98%以上である
脱硫系の風漏れ率≦1%
5.1.3プロセスシステムの構成
今回の排ガス脱硫装置は主に以下のいくつかのシステムを含む:
1)脱硫剤製造システム
2)排ガスシステム
3)SO 2吸収システム
4)脱硫液循環システム
5)脱硫スラグ処理システム
5.1.4脱硫剤製造システム
本工事の脱硫剤は石灰である。
脱硫剤製造システムの流れは:
袋入りの粉状石灰粉を人工的に灰化タンクに投入した。石灰は灰化タンクで熟成した後、総合循環池に流して脱硫反応を行った。
1)灰化タンク
灰化池はパルプ製造ユニットの重要な設備であり、石灰加湿熟成専用である。
石灰化灰池は地上池を採用し、寸法は1.5 x 1.5 x 1.5 mで、耐腐食耐摩耗撹拌器1台を備えている。